次に、「25歳のときに月に自由に使えた金額と、貯蓄に回していた金額」について尋ねた。自由に使える金額では、バブル世代が一番高く「6.1万円」、ミレニアル世代「5.4万円」、Z世代「5.1万円」と続いた。逆に、貯金額についてはZ世代が一番高く「5.9万円」、ミレニアル世代「5.0万円」、バブル世代「4.1万円」となった。
世代が若くなるにつれ、自由に使える金額は減るが貯蓄額は増加していた。Z世代は唯一、自由に使えるお金を貯金額が上回る結果となった。また、3割以上(33.0%)のバブル世代が「貯蓄ゼロ」と回答したのに対し、Z世代は約9割(87.0%)が毎月貯蓄をしていることが分かった。
転職についての価値観について尋ねてみると、全体として最も多かったのが「若いうちに転職するのは良い」という回答だった。Z・バブル世代は1番多い回答だったが、ミレニアム世代のみ、「転職に抵抗がある」(28.5%)が一番多く、他の世代と差が出る結果となった。
また、理想の週休日数についても、Z世代、バブル世代が「週休2日制」が一番多かった中で、ミレニアル世代のみが「週休3日制」が最多となる結果だった。
理想のリタイア年齢の質問では、Z世代が「平均56.7歳」、ミレニアル世代「59.2歳」、バブル世代「63.5歳」と、若い世代ほど早いリタイアを理想としていることが明らかとなった。
同世代と比較した今の環境について尋ねてみると、Z世代では「平均」(42.5%)が最多となった。一方で、ミレニアル世代とバブル世代では、「悪い」と回答した人が最も多く、それぞれ37.5%、40.0%となった。
「悪い」と回答した人に理由を聞いてみると、1位は「お金関係に不安があるから」(86.5%)、2位「仕事関係」(36.2%)、3位「人間関係」(23.7%)となった。
お金に関する不安を抱えている人を対象に、不安を抱え始めた年齢を尋ねると、Z世代「22.7歳」、ミレニアル世代「27.8歳」、バブル世代「44.3歳」と若い世代ほど早い段階でお金の不安を感じていることが分かった。
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