メディアコンサルティング事業を手掛けるメディアリーチ(大阪市)は「2022年に習得したいデジタルマーケティングスキルに関する調査」を実施した。最も人気が高かったのは、近年増加している副業やフリーランスの案件が多い「Web制作・運用」スキル(複数回答)。約半数がこのスキルを習得したいと回答した。
2位は、InstagramやTikTokに代表される「SNSマーケティング」、次いで「動画マーケティング」「Web解析」「SEO・コンテンツマーケティング」と続いた。
デジタルマーケティングを習得する目的としては、約半数が「副業で生かすため」と回答した(複数回答)。また「勤務先で生かすため」も2位となっており、転職目的というよりは、現在の仕事を続けたいという意向が見て取れる。
デジタルマーケティングスキル習得の方法として最も多かったのは「書籍や専門誌を読んでいる」で、約半数を占めた(複数回答)。とはいえ「何もしていない」という人も4人に1人おり、意欲はあるものの行動に移せていない人も少なくないようだ。
近年はデジタルマーケティングに特化したオンライン講座やオンライン学習サービスも充実してきており、そうしたサービスを利用している人も増えている。デジタルマーケティングスキル習得の需要はまだまだ続くと言えそうだ。
調査は3月14〜15日にインターネットで実施した。調査対象はデジタルマーケティングスキルに関心のある20代以上の社会人で、有効回答数は220人。
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