ウイルス対策ソフトを提供するアバスト(東京都千代田区)は、「シニア層のインターネットの利用頻度に関する調査」を実施。その結果、国内の66歳以上の3人に1人(33%)がネットを全く利用していないことが分かった。
シニア層のネット利用頻度を調査したところ、ネットを「定期的に利用している」(32%)、「時々利用している」(35%)、「全く利用していない」(33%)という結果になった。
調査によると、55〜65歳の90%がネットを頻繁に利用していると回答しているものの、66歳以上で定期的にネットを利用していると回答した人は32%にとどまった。
ネットを利用していない理由を尋ねると、最も多い理由は「複雑すぎる」(29%)だった。また「オンライン詐欺や脅威が心配」「ネットに接続できるデバイスがない」「自分の代わりにネットを使ってくれる家族や友人がいる」「ネットを利用するには年齢が高すぎる」(各18%)なども理由として挙げられた。さらに67%がネットを利用しているものの、62%が家族や友人にネット利用を手伝ってほしいと考えていることも分かった。
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