フィットネスジムを運営するKOHATAホールディングス(神奈川県川崎市)は、完全個室・事前予約制のプライベートサウナブランド「ONEPERSON(ワンパーソン)」を立ち上げ、1号店を東京・自由が丘に3月30日オープンする。
高級ホテルをイメージした内装にフィンランド式サウナが体験できる装置と、少しぜいたくな空間を求める層をターゲットとする。サウナブームの昨今、すでに多くのサウナ施設が登場しているがどのように差別化を図るのか。オープン前の店舗を取材した。
1号店のONEPERSON 自由が丘は、東急東横線自由が丘駅から徒歩約3分の場所に立地。入り口はオートロックとし、予約をしたお客だけが入店できるようにした。
完全無人の個室サウナなどもあるが、同店ではホテル勤務経験者の研修を受けたスタッフを常時2人配置。ホテルライクな接遇にもこだわっているという。
また、事前予約制とすることでお客同士は時間をずらして来店することになる。ほかのお客との接触を防げるほか、よりプライベートな空間を楽しめるようにした。
自由が丘店では、サウナ、シャワー、パウダースぺースを備えた「スタンダードルーム」を5部屋用意。今後出店する大阪・梅田店では、個室内にトイレや大型モニタも完備した「デラックスルーム」も設置する予定で、サウナ、冷水シャワー、身支度と一連の動きを全て個室で済ませられるようにした。
サウナ室で、セルフロウリュウも楽しめるようにしている。ロウリュウ専用のアロマウォーターは月替わりで提供し、何度訪れても飽きないような仕掛けを施した。サウナ室の温度は90度。ヘッドレストも設置していて横になってくつろげるような仕様だ。
営業時間は午前9時〜午後11時。利用料金は70分4500円、90分5500円(一部店舗で展開するデラックスルームは90分7500円)。予約や決済は全てWebで完結できるようにした。
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