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東京メトロ、南北線を品川まで延伸　国交省が許可　有楽町線も：2030年代半ば開業

» 2022年03月28日 18時30分公開

[ITmedia]

　東京メトロは3月28日、国土交通省に申請していた南北線と有楽町線の延伸事業が許可されたと発表した。南北線は白金高輪から品川まで延伸する計画で、将来的にリニア中央新幹線へのアクセス向上などが期待される。有楽町線とともに、開業は2030年代半ばを目標としている。

事業区間の位置図（リリースより、以下同）

　国交省に延伸を認められた区間は、南北線の品川～白金高輪（2.5キロ）と有楽町線の豊洲～住吉（4.8キロ）。建設費は南北線が約1310億円、有楽町線は約2690億円を想定している。

南北線の車両

　南北線は六本木・赤坂などの都心部と、リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅とのアクセス向上が見込まれる。有楽町線も豊洲市場や東京スカイツリーなど観光拠点とのアクセス改善や、混雑率が首都圏で最も高い東西線の混雑緩和も期待されている。

　都内での新路線は08年に開通した副都心線以来。東京メトロは「地下鉄ネットワークの充実を図り、東京の国際競争力の強化に貢献していく」とコメントしている。

有楽町線の車両

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