株式投資サイトを運営するミンカブ・ジ・インフォノイド(以下ミンカブ、東京都千代田区)は、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスに、人工知能(AI)で試合記事を自動生成する「AI戦評サービス」の提供を開始した。同サービスの外部提供は初めて。
ミンカブが開発したAI戦評システムは、スポーツデータの解析・配信などを行う「データスタジアム」から提供を受けたデータをもとに、AIが試合内容を解析し、戦評記事を自動生成する。
同システムは、試合経過や結果を両チーム公平に評価する戦評記事だけでなく、勝ったチームの目線や、負けたチームの目線で記事を生成することも可能。これにより、ソフトバンクホークスの目線で書いた戦評記事を同球団に提供することを可能にした。
今回のAI戦評記事は、ソフトバンクホークスがスポンサー企業に導入するメールマーケティングサービスで配信する。ミンカブは「AI戦評システムはデータが存在する試合はすべて記事化可能なため、2軍戦など報道の少ない試合も記事提供が可能になる」としている。
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