日経BPコンサルティング(東京都港区)は「ブランド・ジャパン 2022」の結果を発表した。国内で使用されているブランドを「フレンドリー(親近性)」「コンビニエント(利便性)」「アウトスタンディング(卓越性)」「イノベーティブ(革新性)」という4指標から一般生活者に評価させ、ランキング化したもので、一般生活者編の「総合力」ランキングでは、「YouTube」(90.8ポイント)が3年連続首位を獲得した。
1位のYouTubeは「イノベーティブ」「コンビニエント」の評価が高く、「イノベーティブ」ランキングでは同様に1位を獲得した。
次いで2位は「Google」(85.8ポイント)、3位「日清食品」(85.3ポイント)、4位「無印良品」(84.4ポイント)、5位「楽天市場」(82.8ポイント)という結果に。楽天市場は前回の調査から順位を75上げてのTOP5入りとなった。
同社は「上位にランクインしたブランドでは、エンターテインメント、プレミアム商品、DX化によって生活者を楽しませたブランドが目立つ」とコメントした。
総合力上昇ランキングの1位は「楽天市場」(16.6ポイント増)だった。2位は「湖池屋」(14.5ポイント増)、3位は「チキンラーメン」(13.7ポイント増)と続いた。
同社は「楽天市場の2021年度の国内EC流通総額は5兆円(前年比10.4%増)を突破。楽天経済圏の中での複数のサービスを横断的に顧客が利用するクロスユースが拡大している。加えて、SDGsが世の中に浸透しつつある中で、楽天ラクマのようなリユースを提供価値とするサービスの評価もブランド力向上に寄与した」とコメントした。
調査は21年11月10日〜12月5日、18歳以上の男女を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は4万1000人。
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