リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏、関西圏、東海圏に居住する約1万人を対象に2022年2月度の「外食市場調査」を実施した。
その結果、外食実施率、頻度、単価ともに前年同月比では伸びているが、前々年同月比では前月よりマイナス幅が拡大していることが分かった。
2月の外食市場規模は、3圏域合計で1603億円となり、前年同月比で241億円増加した。外食市場規模は、前年同月比117.7%で、3カ月連続で前年同月超えとなった。一方、前々年比(2020年2月)では、52.4%となり、1月の同61.5%よりマイナス幅が拡大した。
業態別で見ると、主要16業態中13業態で市場規模が前年比プラスとなったものの、飲酒主体業態などでの苦戦が見られる結果となった。市場規模の大きい「居酒屋」の、2020年同月比は30.8%で、前月の同44.3%よりも悪化する結果となった。
調査は、首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20〜69歳の男女約1万人を対象に実施した。
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