また、職場環境の充実を図るサービスとして「ボスマート」を展開する。同サービスは自販機の決済機能に着目。自販機をセルフレジとして活用し、ラックで展開する軽食を購入できるようにした。
導入費や月額費は無料。食品までラインアップを拡充することで、お客を自販機の前へ誘引することが目的だという。
機種によって異なるものの、自販機内の商品スぺースは30あるのに対し「購入ボタン」は36個と、余剰ボタンがある。この余剰分を軽食用のレジボタンとして活用することで、商品を減らさずに食品の展開が可能となった。展開する軽食は食品メーカーから仕入れ、飲料と同時に補充作業を行う。
商品ラインアップは、季節に応じて商品を一部入れ替えるスケジュールを組んでおり、オペレーションとのバランスをとりながら売り場づくりを進めるという。
21年末時点で8000台を先行導入した。須野原氏によるとコンビニなどが近くにないオフィスを中心に需要があるといい、ボスマートに切り替える前に比べ平均で2割程売り上げが向上したという。今年中に4000台増となる1万2000台の導入を目標としている。
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