ローソンは4月11日、2022年2月期通期の連結決算を発表した。国内コンビニエンスストア事業は新型コロナウイルスによる行動制限があるなかでも、店舗改装やデリバリーへの本格参入、冷凍食品の強化など工夫を凝らし、既存店売上高前年比101.1%を達成した。しかしながら、全体として前年の新型コロナウイルスによる減収を取り戻しつつも、コロナ前には届かない結果となった。
売上高にあたる営業総収入は6983億7100万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は470億9600万円(同15.2%増)、経常利益は475億7100万円(同26.5%増)だった。
国内コンビニエンス事業は、21年12月からのオミクロン株大流行により伸び悩んだ。一方で、コロナで落ち込んだエンタメ事業や金融の復活や、成城石井の好調、海外展開の強化により増益で着地した。
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