皮まで食べられる国産高級バナナ「蜜の月バナナ」 KOKUBOが通年販売2本で1836円から

» 2022年04月15日 08時39分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 家庭用品メーカーKOKUBOグループのライクルは、国産高級バナナの独自ブランド「蜜の月バナナ」を立ち上げ、デパートやオンラインショップで通年販売を開始した。価格は松〜特選のランクに応じて変動し、松の場合2本箱入りで1836円から。

こくぼ農園の「蜜の月バナナ」スタッフによる初収穫の様子(出典:プレスリリース)

なぜ和歌山でバナナなのか

 同社は2021年、和歌山県海南市に「こくぼ農園」を新設。ビニールハウスを建て、バナナの苗を植樹した。農薬を使わず、竹炭農法や手作業で害虫駆除するなど丁寧に育てることで、22年3月1日に初収穫。4月1日に出荷を開始した。

 国内で消費されているバナナはほとんどが海外からの輸入品だが、近年は技術が向上したことで、日本各地でバナナ栽培が可能になっているという。KOKUBOの小久保好章代表は「日本では栽培が珍しいとされる作物を育てたい!」と、バナナ栽培を思い立ったとコメントしている。

衛生的なハウス栽培で通年出荷が可能(出典:プレスリリース)

 「蜜の月バナナ」は苗作りから栽培、出荷まですべて国内で行い、通年出荷ができる体制を整えている。農薬を一切使わず、糖度25度以上と甘く濃厚で、皮まで食べられる点が特徴。バナナ本来の濃厚なうまみと、芳醇な香りを楽しめるとしている。

「蜜の月バナナ」商品ラインアップ(出典:BASEのページ)

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