部下500人を対象に、上司に「求めるタイプ」「求めないタイプ」を聞いた。求めるタイプのランキング上位には「仕事ができて、頼もしい」(85.8%)、「冷静で筋の通っている判断をする」(84.2%)、「自分のことを認め、褒めてくれる」(56.8%)、「責任感がある」(50.4%)といったタイプがランクインした。
一方、 部下が上司に求めないタイプでは「人の意見を聞かず、自分の意見を押し通す」(74.6%)が1位となった。不健全なコミュニケーションに対する部下の否定的な意識が見てとれる結果に。
同教授は、「部下を認める、話を聞くなど、まずは関心を示すことが求められている。尊敬できる上司像は昔から変わらない部分はあるが、上から目線に感じられることは好まれない」と指摘する。
上司から言われたい褒め言葉は、「信頼して任せられるよ」(60.0%)が最多。次いで「○○さんがいてくれてよかった」(30.8%)、「一緒に仕事ができてうれしい」(20.6%)と続いた。
「信頼して任せられるよ」を選んだ人からは、「自分の仕事を見てくれていて、評価が正当にされていると感じる」「自分の仕事の進め方に自身が持てる」「一人前になったように感じる」といった声があがった。
今回の調査は、企業に勤める20〜60歳1000人(部下500人、上司500人)を対象にインターネットで実施した。調査期間は1月11〜13日。
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