消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
顧客満足度向上プラットフォーム「ファンくる」を運営するROI(東京都千代田区)は、女性約1000人を対象に、美容のトレンドについて意識調査を実施した。その結果、美容情報は「Instagram(インスタグラム)」で収集する人が一番多いことが分かった。
SNSの中で最も見るものは何か尋ねてみると、「Instagram」が35%で最多であることが分かった。次いで「Twitter」(27%)、「YouTube」(23%)だった。20代と30代では「Instagram」と回答した人がほぼ半数に達したほか、年代が上がるにつれて「YouTube」と回答する人が多い傾向も分かった。
ヘアメイクなど美容トレンド情報について、どこから入手しているのかを10年前と現在とで聞いてみると、10年前は「雑誌(紙媒体)」(60%)と回答した人が最も多く、次いで「テレビ」(27%)、「ネットリサーチ」(17%)だった。一方、現在では、「Instagram」(36%)、「WEBメディア」(26%)が上位を占め、「雑誌(紙媒体)」は23%となっている。
今後どこから美容トレンド情報を入手していきたいか尋ねた質問では、「Instagram」(39%)、「WEBメディア」(31%)、「ネットリサーチ」「テレビ」(24%)という結果になった。
美容に関する動画で、好んで見るものについて聞いてみると、「巻き方やメイクなどのレクチャー系」(46%)が一番多いことが分かった。また、動画を見るきっかけについては、「おすすめに出てきた」が一番多く38%だった。
調査は「ファンくる」に登録している女性970人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は4月15〜20日。
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