「電気ブラン」はブランデーやワインなどの洋酒に香草などを加えた秘伝のブレンドで仕上げた酒だ。開店当時、“電気”は文明開化の先端で、モダンで珍しいものには“電気○○”などと呼ぶ風潮があったという。しびれるような味わいとベースのブランデーが相まって、「電気ブラン」と名付けらた。
また、「電気ブラン」は多くの文豪にも愛され、庶民のお酒として描かれている。太宰治『人間失格』、芥川龍之介『十円札』、三浦哲郎『忍ぶ川』、林芙美子『新版 放浪記』、萩原朔太郎『ソライロノハナ』や、2017年にアニメーション映画化され話題となった森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』などさまざまな作品に登場する。
合同酒精は、「浅草ハイボール 電氣ブランサワーをきっかけに、神谷バーや電気ブランの魅力を多くの人に知ってもらい、魅力が全国に広がることを期待します」と話しており、今後もローカルの雰囲気を自宅で楽しめる商品の企画や開発を実施。地元の魅力を発信することで地域の活性化を目指すという。
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