キャンプ用品は基本的に店頭販売をせず、Web注文に特化した販売方法を採用している。Webで受注した後に本部倉庫から店舗に出荷し、お客が店頭で受け取る仕組みだ。その理由について、同社の土屋哲雄専務は2月の新製品発表会で「店舗スペースの限界」と説明していた。
これまで販売スペースを考慮し商品の製造を抑えていたが、Web注文とすることで、店舗で在庫を確保する必要がなくなる。そのため、需要があると見込む商品を積極的に製造・開発することが可能となった。
キャンプ用品の主要ターゲットと位置付けるのは、同社の高機能ウェアを使用する既存のユーザーではじめてキャンプをする人。先の発表会で土屋氏は「価格帯でキャンプのハードルを下げ、ウェアで培った高機能を落とし込むことで、『機能性といえばワークマン』と第一に想起してもらうことを目指す」と意気込みを見せた。
4月28日に東京・銀座にオープンした「#ワークマン女子 銀座イグジットメルサ店」では、キャンプ用品の陳列や販売も行う。(関連記事)銀座という同社にとって“未開の地”で、さまざまなアイテムを展示し、知名度のさらなる向上を目指す。
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