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» 2022年05月25日 09時25分 公開

月400時間労働のブラック企業、平均残業4時間の超ホワイト企業に 大変革を支えた「3つの制度」とは?離職率は20→2%に(1/3 ページ)

2000年創業のシステム開発のゆめみ、一部の創業メンバーの当時の労働時間は月に400時間を超えていたという。離職率が20%超えの時期もあった。創業したばかりという状況はあるものの、ブラック企業と言っても過言ではない。そんな企業が改善を重ね、月165時間労働・離職率2%にまでたどり着いた。どのような取り組みがあったのだろうか? 変革の要となった3つの制度とともに振り返ってみたい。

[堀井塚高,ITmedia]

 業務系アプリの設計開発やネットサービス事業を手掛けるゆめみ(京都市)は2000年創業当時、創業したばかりという状況はあるものの「ブラック企業」としか言い表せないほどの労働環境だった。月間の平均労働時間は250時間で、創業メンバーの一部は400時間を超えていた。離職率が20%を超える時期もあったという。

 「新しい人が入っては辞めていく。その連続だったと聞いています」――。同社広報の妹尾福太郎氏はそう話す。

 そんな状況から徐々に改善を重ね、現在はブラック企業の名残すら感じられない。月の労働時間は165時間程度、全従業員の平均残業時間は月4時間ほどに。離職率は21年時点で2%にまで下がったという。

 取引先にはNTTドコモ、日本マクドナルド、講談社など有名企業が名を連ねる。加えて、日本CTO協会が22年5月に発表した、エンジニアが選ぶ開発者体験が良いイメージのある企業ランキング「Developer eXperience AWARD 2022」では10位にランクインした。

 「もはや違う会社なのでは?」と疑うほどだ。ゆめみが超ホワイト企業に生まれ変われたワケとは? 同社の創業当時からエンジニアとして在籍する仲川樽八氏と広報担当の妹尾氏に話を聞いた。

広報担当者の妹尾氏(左)とエンジニアの仲川樽八氏(右)

大変革を支えた3つの制度とは?

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