話題の“ヤクルト1000”に長蛇の列 日本橋駅に突如出店──そのワケは?出店期間は5月23〜27日(2/2 ページ)

» 2022年05月27日 07時00分 公開
[秋山未里ITmedia]
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1日100万本を優に超える売り上げ状況

──現在、全国でのヤクルト1000とY1000の売り上げ状況はいかがでしょうか?

 ヤクルト1000については、1日あたりの販売数量は、114万7千本、前年比で268.6%でした(2021年4月〜22年3月実績)。ただし、全国販売は21年4月から実施しておりますので、販売エリア拡大による増加も含まれています。

 Y1000は、具体的な販売数量は開示しておりませんが、21年10月の発売から2022年3月までの1日あたりの販売数量の計画(20万本)を4割程度、上回って推移しました。

日本橋駅構内、イベントスペースの様子

──特に小売り向けのY1000は手に入りづらい状況が続いておりますが、今後の供給増の予定があれば教えてください。

 Y1000について、一部店舗で品薄となっている状況が続いており、お客さまにご迷惑をおかけしています。今年7月をめどに増産を計画しており、今年度中にはさらなる増産を計画しています。

──ありがとうございます。販売本数も多く、大変な人気ですね。

 多くの方にご愛飲いただき、皆さまの健康にお役立ちできているのであれば、当社としても大変うれしく思います。

日本橋のイベントスペースでは、20人ほどの列

 銀座線ユーザーである筆者も、仕事帰りに日本橋駅のイベントスペースに寄ってみた。実は飲みはじめてから日は浅いが、ヤクルト1000を愛飲している。

 26日午後6時すぎ、イベントスペースには20人ほどが列に並んでいた。7本入りのパックを2〜3本まとめて購入する人が多かった。また、午後6時15分ごろから、この日の販売はショーケースに並んでいる分で終了である旨を、販売スタッフが列に並ぶ人に説明していた。

ショーケースの様子。ヤクルト1000のパックのほか、飲むヨーグルトの「ジョア」とのセットも販売している

 連日話題になり、気になっている人も多いであろうヤクルト1000。特に小売り店向けのY1000が手に入りづらい状況から、「飲んでみたいけど、宅配センターに行ったり、ヤクルトレディに届けてもらったりするのはハードルが高いな」「お店で見かけたら買いたいけど、売っているところを見ないな」という人も多いのではないだろうか。

 そんな中、通勤する社会人の人通りも多い日本橋駅への出店で、多くの人がこれを機にと購入しているのだろう。筆者が列に並んでいる間も、会計をした人がはけては新しく人が並び、列が途切れることなくにぎわっていた。

購入したヤクルト1000、自宅にて
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