消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」を運営するエイチームライフデザイン(名古屋市)は、楽天モバイルの「1GBまで0円プランを廃止」発表に関し、同ユーザー約450人を対象に意識調査を実施。「0円ユーザー」の約7割が他社への乗り換えを検討していることが分かった。
まず、楽天モバイルユーザーに月のデータ通信量を聞いたところ、1GB未満(0円ユーザー)が55.8%と最も多く、次いで1GB以上3GB未満が15%、3GB以上20GB未満が13.6%という結果になった。
0円ユーザーの多くが「0円プランに魅力を感じて契約した」と回答したことから、今回の「0円廃止」発表は、ユーザーへの影響度が大きいかったことがうかがえる。
ユーザーに他社(プラン)への乗り換え意思を尋ねたところ、0円ユーザーの67.9%、0円ユーザー以外の37.9%が乗り換えを「検討している」と答えた。
他社への乗り換えを検討しているユーザーに、どの会社を検討しているか尋ねた。最も多かったのはKDDIの「povo」で43.2%、「OCNモバイルONE」が17.4%、「Y!モバイル」が16.2%と続いた。「まだ決まっていない」も34.0%に上った。
「povo」を検討している人に理由を聞くと、「基本料金が0円から選べるから」「品質が高いから」「料金が安いから」などといった回答が寄せられた。
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