小学生たちと一緒に、さんぽセルを開発した大学生の太田旭氏は以下のように話す。
「脱ゆとり教育の都合で、勝手に異常な重さにさせられた小学生のランドセル。大人たちは、かわいそうと言いますが、助けたり現状を変えたりはしてはくれず、小学生たちが自分たちを守ろうと考えたものを批判をします。作った小学生たちは、気持ちよく学校に行きたいだけなのです。本当はいつかランドセルすらなくなって、さんぽセルが売れない時代を夢見ています」
また、開発した小学生たちの当初の目標である「廃校に自分たちのゲーム部屋を作ること」は、今夏の実現が確定したという。
「今回のクラウドファンディングは、小学生たちが社会に屈しないため、社会が無視できない数のさんぽセルを友達に配りまくる資金に活用します。もし学校が、さんぽセルを禁止にするのであれば、ランドセルや荷物をなくしてください。これがみんなの夢です」
小学生や大学生と企業がコラボして生まれたさんぽセル。旧来の文化や商習慣を乗り越えて、新しい時代の突破口となるか。
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