三菱地所は6月1日、「有楽町『SLIT PARK(スリットパーク)』」(東京都千代田区)を開業する。活用されていない路地などの隙間を多目的空間として再開発し、街の魅力度向上を図る。
同社は、大手町・丸の内・有楽町エリアのまちづくりを「丸の内NEXTステージ」と位置付けて展開。“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”となることを目指し、5つ戦略を軸に施策を推進している。
同エリアの面積は、約501平方メートル。JR有楽町駅徒歩約1分の新国際ビルと新日石ビルの間の路地空間をリニューアルし、都市のスキマの公園機能として開発した。
トークセッションなどの会場機能やキッチンカーによる飲食機能を実装したほか、Wi-Fiや電源を各所に完備し、執務空間としても利用可能とした。その他、ワークショップなどのイベントを通じ、有楽町ならではのコミュニティー形成を進めるとしている。
今後は、丸の内仲通り側エントランスとオフィスロビーの改修を実施。大名小路と丸の内仲通りをつなぐ動線としての機能を持たせ、8月中旬に完成を予定しているほか、周辺エリアの既存ビルの改修も実施するとしている。
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