JR西日本の駅や車両、駅ビルの清掃を行うJR西日本メンテック(大阪市)と大阪ターミナルビルは5月31日、掃除ロボットがエレベーターを自動で乗降し、複数のフロアを清掃する実証試験を開始した。発表によると、掃除ロボットとエレベーターが連動し、自動乗降するのは関西初の取り組みという。将来の労働力不足の解消を目指して検証を行う。
実証は、大阪ステーションシティ(大阪駅)のノースゲートビルディングオフィスフロアで実施している。
これまで、カーペットの掃除を人の代わりに行うロボットはあったが、他の階へ行くには人の手を必要としていた。今回、人手が必要だったエレベーターの乗降をロボット自身で行えるCYBERDYNE(サイバーダイン、茨城県つくば市)の掃除ロボット「CL02」を採用。人手不足の解消に合わせ、深夜帯に行われる仕事の労働環境を改善できるかを検証する。
両社は、将来の労働力不足が事業継続にとって重要な課題と認識し、これまでも掃除ロボットの導入に取り組んできた。今後は他のビルへの展開も検討するとしている。
「クレジットカード」の利用で後悔したこと 2位「支払い能力を超える利用」、圧倒的1位は?
東京ミッドタウン八重洲は“ロボットも働くオフィス” エレベーターも自ら乗り降り
「住みたい街」常連の恵比寿が転落! 2位の吉祥寺は今後“ジリ貧”? 専門家が指摘する“なるほど”な理由
選べる食事に家具のサブスク付き「賃貸マンション」の内部はどうなっているのか
「プラスチック新法」に対応したらアメニティーが“ごっそり”盗まれた? 対応に右往左往する現場のリアル
ドーミーインのこだわりは「大浴場」だけじゃない 店舗数拡大でも維持する「水風呂」と「朝食」の質Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング