「もったいない食堂」を運営するアップサイクルジャパン(神奈川県茅ヶ崎市)は、新たな「もったいない食堂」を神奈川県三浦海岸にオープンした。その地域の余剰食材を、地域の人たちが食せることをコンセプトに、フードロス削減と地域活性化につなげる。
社名のアップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることだ。この取り組みでも、近隣のオーガニック農家や漁港から、余剰野菜や未利用魚などの「もったいない食材」を仕入れてプロの料理人が定食やサンドウィッチなどの料理へと生まれ変わらせる。
同食堂は、21年5月に「UPCYCLE JAPAN茅ヶ崎本店」を拠点にスタートした。本店近隣の湘南エリアのオーガニック農家から余剰野菜や規格外野菜、廃棄寸前野菜などの「もったいない食材」を仕入れ、プロの料理人が調理しアップサイクルした料理を提供する。毎回変化のある余剰食材の仕入れとなり、その時々で異なる旬の料理を楽しめるようにした。
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