消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本語入力、きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」を提供するバイドゥ(東京都港区)は、Z世代のSimejiユーザーを対象に、「密になってやりたいこと」について調査を実施した。Z世代が密になってやりたいこと1位は「カラオケ」だった。
2位は「推し活」、3位は「友達とのお泊り会」、4位は「ライブ・フェス」、5位は「旅行」だった。
1位の「カラオケ」と回答した人からは、「友達と大声で歌いたい」「歌うのが好きだし、みんなでワイワイしたい!」「たくさん歌ってストレス発散したい」「とりあえず大声出したい」などのコメントが寄せられた。
2位の「推し活」と答えた人からは、「コロナ禍でライブとかに全然行けないし、オタ友にも会えなくて寂しい」「推しのために生きてる」「推しの尊さをみんなと共有したい」「握手会をマスクなしでやりたい」といった声が多く聞かれた。
3位の「友達とのお泊まり会」と答えた人からは、「久しぶりに友達とお泊まりしたい」「昨年、修学旅行が中止になってしまったのであのわくわくを味わいたい」といった意見が寄せられた。コロナ禍で学校生活にさまざまな制限があったことや、行事が中止になったことへの不満の声が多かった。
コロナ禍により密になって楽しむことができない日常をZ世代は送っている。少しずつ外出制限やイベントの制限が緩和される中で、長い間失っていた楽しみを取り戻したいと願う気持ちがうかがえる結果となった。
今回の調査は、10〜24歳のSimejiユーザーを対象に、インターネットで実施した。期間は4月28日〜5月9日、有効回答数は1214人。
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