書籍・雑誌の出版販売会社である日本出版販売(東京都千代田区)は、「2022年 上半期ベストセラー」ランキングを発表した。
単行本ビジネス書ランキングの1位は累計発行部数が105万部を突破した『人は話し方が9割』(永松茂久著、すばる舎)で、総合ランキングでも1位を獲得した。
著者の永松茂久氏は、他に『人は聞き方が9割』(すばる舎)も6位にランクインした。TVでの紹介やSNSでも話題になり、コロナ禍においてコミュニケーションの変化を不安視する人が多いことにも起因するようだ。
2位は『ジェイソン流お金の増やし方』(厚切りジェイソン著、ぴあ)、3位は『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長著、朝日新聞出版)、4位は『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』(加藤俊徳著、ダイヤモンド社)、5位は『1%の努力』(ひろゆき著、ダイヤモンド社)だった。
2位と3位は、物価上昇など経済への不安から資産形成・資産運用への関心が高まりが感じられる結果となった。特に『ジェイソン流お金の増やし方』は、数多くのYouTube動画やメディアに取り上げられ、発売から約半年で累計発行部数37万部を突破した。
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