ファミマ、「アイスコーヒー」をリニューアル “100円据え置き”でセブン対抗：焼き菓子とセット買い促す

[ITmedia]

　ファミリーマートは6月7日に「FAMIMA CAFE」の主力商品「アイスコーヒー」「アイスカフェラテ」をリニューアルする。コーヒー豆を使用したパン・焼き菓子計6品を同時に発売し、コーヒーとセットでの購入を促す。

ファミマは「アイスコーヒー」「アイスカフェラテ」をリニューアルする（出所：プレスリリース、以下同）

　バリスタの粕谷哲（かすやてつ）氏と共同で開発し、「アイスコーヒーをゴクゴク飲みたい」というニーズに対応する。時間をかけて焙煎することで、飲んだ瞬間に来る苦味を改善し、後味スッキリでゴクゴク飲めるコーヒーを実現した。

　価格は据え置きで、「アイスコーヒー」はSサイズ100円、「アイスカフェラテ」はMサイズ180円で提供する。

　同業では、セブン‐イレブン・ジャパンが6月3日にレギュラーサイズのホットコーヒー、アイスコーヒーを100円から110円に値上げすると発表している。

アイスコーヒー

アイスカフェラテ

焼き菓子とセットでの購買を促す

　同社初の取り組みで、「FAMIMA CAFE」のコーヒー豆を使用したパン・焼き菓子も開発した。

　「コーヒーあん＆ホイップパン」（128円）は、しっとりとしたパン生地に、アイスコーヒーの豆の粉末を加えたコーヒーあんとミルクホイップクリームを入れた。

「コーヒーあん＆ホイップパン」（128円）

　「コーヒードーナツ」（128円）は、コーヒーパウダーを練り込んだドーナツの上にコーヒー味のグレーズをコーティングし、シャリッとした食感が楽しめるようにした。

　「コーヒーフィナンシェ」（138円）は、コーヒークランチをトッピングし、コーヒーのほろ苦さと豊かな風味を味わえるようにした。

「コーヒードーナツ」（128円）

「コーヒーフィナンシェ」（138円）