転職を考える理由 2位は「経験・スキルが生かせていない」、1位は?ビズリーチ調べ

» 2022年06月07日 12時00分 公開
[ITmedia]

 会員制転職サイトを運営するビズリーチは、キャリア観や転職に対する意識についてのアンケートを実施した。直近1年間の転職に関する考え方の変化について尋ねたところ、85.1%が転職への意欲が高まったと答えた。

ビズリーチ 直近1年間で、85.1%が転職への意欲が高まった

 転職を検討する理由は、「企業・事業に将来性を感じられなくなったから」が最多で48.6%となった。次いで、「経験・スキルが生かせていないから」(45.7%)、「他の産業や業界を経験し、スキルの幅を広げておいたほうが良いと考えたから」(27.3%)が続く。また、「今より良いポジション・年収でのオファーが来たから」(26.9%)との声も寄せられた。

ビズリーチ 転職を検討する理由(ビズリーチ調べ)

 転居を伴う転職でも、やりがいがあるポジションであれば検討するかと尋ねたところ、65.2%が「前向きに検討する」と答えた。

ビズリーチ 転居を伴う転職について(ビズリーチ調べ)

 転居を伴う転職でも前向きに検討するポジションについて、具体的に尋ねたところ、「年収が高い」(60.4%)が最多となった。その他、「これまでの経験を還元できる」(58.7%)、「裁量権がある」(35.8%)、「自身の市場価値を上げられる」(34.7%)が上位を占めた。年収だけでなく、やりがいのある環境に魅力を感じるビジネスパーソンが多いことが分かった。

ビズリーチ 転居を伴う転職でも前向きに検討するポジションに含まれる要素(ビズリーチ調べ)

 調査は、ビズリーチ会員を対象に実施した。調査期間は3月29日〜4月4日、有効回答数は690人。

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