PS5入手の裏ワザ? 「NURO 光」の月額990円のリースサービスが好調 “転売ヤー”対策にも(1/3 ページ)

» 2022年06月08日 17時31分 公開
[ITmedia]

 2020年11月の発売以降、世界的な人気から品不足に陥っている、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の家庭用ゲーム機「PlayStation 5」(PS5)。サプライチェーンの制約が緩和されたとして、親会社のソニーグループ(ソニーG)は22年3月期の決算発表の場で、PS5の23年3月期(22年4月〜23年3月)の出荷計画を1800万台とし、大幅に増産する方針を明らかにした。

photo PS5(出典:SIE公式Webサイト)

 ただ、それでも依然として各店舗では抽選販売が続いている他、フリマサイト「メルカリ」などでは希望小売価格以上での高額出品が続いており、入手は簡単ではない。

photo メルカリに出品されているPS5本体

3年契約・月額990円でPS5をリースするサービス

 そうした中、PS5入手の“裏ワザ”として注目を集めているのが、PS5のリースサービスだ。ソニーG傘下で、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「NURO 光」の有料オプションとして21年9月に提供を開始。NURO 光の新規契約者を対象に、月額990円からリースできるようにしている。同社によると、入手困難なPS5が確実に手に入るとして「サービス開始から好調を維持している」という。

photo NURO光のリースサービス(出典:公式Webサイト)

 光回線のプランは「G2T」(月額5200円)、「G2D」(同5700円)、「G2N」(同6100円)が対象。PS5はデジタルエディションと通常版を提供しており、それぞれ料金は月額990円と1320円。別途3300円の事務手数料が発生する。

photo 各プランの料金
photo 通常版とデジタルエディションの料金

 リースは3年契約で、4年目以降は1年単位で自動更新になる。3年間のサポートサービスが付いており、故障や不具合にも対応する。4年目以降は本体の返却か契約延長を選択でき、延長した場合、リース料金がそれぞれ495円と660円となる。期間中の中途解約は原則不可だが、解約を希望する場合は残債金額の支払いが必要。買い取りを選択する場合は、残債金額に加えて端末代金が別途必要という。

photo サービスの契約期間に関する詳細
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