消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
シック・ジャパンは、「子どもからの贈り物」に関する調査を実施した。父の日に贈り物をもらったことがある人は、67.0%だった。
贈り物がもらえる時期を子どもの年齢別で見ると、「7〜12歳」(40.8%)をピークにもらえる割合が減少。特に、13〜22歳までの間が減少し、”贈り物停滞期”となっている。
贈り物をしなかった理由を尋ねたところ、「何をあげていいのか分からない」が30.1%で最多となった。次いで、「そもそも贈り物をするという意識がない」(22.9%)、「金銭的余裕がない」(22.4%)が続く。
一方で、社会人になってから贈り物を再開した理由として、「社会人になり、価値観の変化が生まれた」(50.6%)、「金銭的なゆとりができた」(49.4%)が上位を占めた。
もらった贈り物を子どもの年代順に見ると、12歳以下では「絵や手紙など」が大多数を占めた。その後贈り物は多様化していき、大学生〜社会人での贈り物は、共通して1位「お酒・グルメ・スイーツ」、2位「ファッション小物」となった。
調査は、インターネットにて社会人の子どもを持つ50代の男性2200人を対象に実施した。調査期間は5月11〜20日。
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