消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
gooランキングは大手菓子メーカー、江崎グリコ(大阪市西淀川区)のお菓子をテーマにアンケートを実施。約1000人から得た回答をもとに「一番おいしいグリコのお菓子ランキング」トップ3を発表した。
3位は「ワンハンドで食べるスポーティーチョコ」というコンセプトのもと、1970年に発売したカプリコ。サクサクとしたコーンとエアインチョコレートの組み合わせが人気を呼ぶ。イチゴチョコやミルク味のホワイトチョコの中にチョコが隠されていて、1つで2種類の味が楽しめる。50年以上にわたって愛されているロングセラー商品となっている。
2位に選ばれたのは66年発売の「ポッキー」。「プリッツ」にチョコレートをかけた世界初の棒状チョコレート菓子で、スタンダードなチョコレート以外に、イチゴやアーモンドなど、顧客ニーズに合わせて新しいフレーバーを次々と生み出してきた。
2016年には地域限定ポッキーをリニューアルし、「地元とつくる、地元ポッキー」をコンセプトに全国の空港や主要駅で販売。土産物として展開する。
1位に選ばれたのはバランス栄養食「バランスオンminiケーキ」。普段の食生活にプラスして、不足しがちな栄養素を手軽に補給できる商品。しっとりとしたミニケーキタイプの商品で、10種類のビタミンやカルシウム、マグネシウムなど1日に必要な栄養素の1/3を摂取できるのが特徴だ。チーズケーキとチョコブラウニーの2種類を販売している。
調査は4月21日〜5月5日に、gooランキングが提供する投票サービスを使って実施。投票合計数は1056票。
- 使いやすさより可愛さ! 台湾で立体型の交通系ICカードが大ヒットするワケ
改札機にかざすだけで列車に乗れ、店舗での買い物にも使える交通系ICカード。カードだから当然、フラットな形をしているが、お隣の台湾では少し事情が違う。フラットではなく、キャラクターなどをあしらった立体型のカードが主流だ。日本でいま話題のヤクルトや、森永のミルクキャラメルの箱を模したものなど、企業とコラボしたユニークなアイテムがそろう。いったい、なぜ作ったのか。そこには、日本企業にも参考になる、常識を覆すものづくりのアイデアと、確たる販売戦略があった。
- 新幹線から富士山見やすく――JR東海、車内スペースを改良 狙いは?
JR東海は東海道新幹線の最新車両「N700S」を2023〜26年度にかけて、追加で19編成投入すると発表した。追加投入にあたり、車内スペースを一部改良。多目的室の窓の高さを変更し、車いす利用者がより景色を楽しめるようにする。改良の狙いを担当者に聞いた。
- 「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。
- 味の素“シンプルすぎる”レシピ 10年前に開発したメニューがいま大人気の訳
味の素が開発したレシピが「シンプルすぎる」と大きな話題を呼んでいる。豚ひき肉のかたまりをマヨネーズで味付けし、そのまま焼くだけ――。Webサイトにアクセスが集中し、一時パンクするほどの注目を集めたレシピは、2010年に開発したもの。なぜいま、反響を呼んでいるのか。開発した経緯などを担当者に聞いた。
- “ジョジョ立ち”マネキンが脚光 洋服の青山、お堅いイメージ脱する戦略とは?
大手紳士服店の「洋服の青山」がスーツを扱う“お堅い企業”からイメージチェンジを図っている。躍動感あふれるマネキンをショーウィンドウに展示して話題を集めているほか、ツイッターの公式アカウントは直近2年でフォロワー数を20万人以上増やしている。一体、どのような戦略を取っているのか。担当者に話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.