消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
子どもの希望で始めたスポーツ1位は「サッカー、フットサル」(40人)――そんな結果が、ARINA(仙台市)が運営する小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」の実施した調査で分かった。
2位は「水泳」(30人)、3位は「野球、ソフトボール」(27人)という結果に。
1位の「サッカー、フットサル」については、「夫がサッカーが好きなので影響を受けた」「ワールドカップをテレビで見た結果」「かっこいいサッカー選手に憧れたため」「女子サッカーが流行していたから」といったエピソードが寄せられた。
2位の「水泳」については、「本人が習いたいと訴えたため。友達が通っていてうらましくなったようだ」「学校の授業で泳げないのが悔しかったようだ」「兄弟がやっていたから」といった理由が聞かれた。
3位の「野球、ソフトボール」と回答した人からは、「チームの中での自分の役割を学べると思ったから」「当時、野球が大変流行していた」「プロ野球選手にあこがれたから」といったコメントが聞かれた。
同社は調査結果について「『サッカー、フットサル』は、男女問わず人気が高い。ワールドカップやオリンピックだけでなく、身近なところではJリーグの試合を目にする機会も多いことから、子ども達の興味につながったことが分かった。どのスポーツにも共通して『友人の誘い』や『友人と一緒に習いたい』との理由があり、学校とは別のコミュニティーでも友人関係を育んでいる様子がうかがえた」とコメントした。
今回の調査は3月3日、中学生以下の子どもがいる保護者を対象に、インターネット上で実施した。調査人数は200人。
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