2022年夏のボーナス、「支給予定あり」が4割 支給額は？：中小企業の従業員と経営者に聞く（1/2 ページ）

[カワブチカズキ，ITmedia]

　バックオフィス系業務のサポートを展開するフリーウェイジャパン（東京都中央区）が、中小企業／零細企業の従業員と代表取締役を対象に、「2022年度の夏のボーナスに関する調査」を実施した。その結果、「支給予定あり／支給済み」は約4割となり、支給額では「10万〜30万円」に回答が集中する結果となった。

2022年夏のボーナス （画像はイメージ）

　経営者114人に「夏のボーナスの支給予定」と「業績の変化」について聞いた。夏のボーナスは「支給予定あり／支給済み」（43.0%）が最多で、昨年の調査結果と比較すると、24.5ポイント上昇した。一方、「支給予定無し」は29.8%、「未定」は0.9%という結果となった。

経営者に聞く「夏のボーナス支給予定」 （フリーウェイジャパン調べ）

　今年度の上期と昨年度の下期で業績がどう変化したか尋ねたところ、「業績が上がった」（21.9%）が昨年から9.6ポイント上昇した。一方、「変化なし」が最多で35.1％、「業績が下がった」は19.3%だった。

　そのほか、「昨年度の下期では上がったが、今年度の上期は下がった」（13.2%）、「昨年度の下期では下がったが、今年度の上期は上がった」（10.5%）という結果に。

業績の変化について（フリーウェイジャパン調べ）

　中小企業で働く従業員279人に、夏のボーナスの支給予定を聞いた。その結果「支給されなかった／支給される予定はない」が49.1%で最多となった。次いで「支給予定で支給額も把握している」（24.1%）、「支給予定だが、支給額は分からない」（21.1%）と続いた。「支給された」は1.4%にとどまった。

従業員に聞く「夏のボーナス支給予定」（フリーウェイジャパン調べ）