非正規雇用で外国人を採用している企業は、どのくらい増えているのだろうか。非正規雇用に携わった人(2021年12月〜22年5月)に聞いたところ「採用している」と答えたのは47.4%で、前年と比べて10.8ポイント増加していることが、マイナビの調査で分かった。
業種別にみると、「販売・接客(コンビニ・スーパー)」(68.5%)が最も多く、次いで「接客(ホテル・旅館)」(62.5%)、「製造ライン・加工(メーカー)」(59.5%)と続いた。
前年と比べると、「家庭教師・講師・試験監督(教育・学校法人)」が20.5ポイント増で最も上げ幅が大きく、次いで「配送・引越し・ドライバー(陸運)」が19.4ポイント増、「ホールキッチン・調理補助(飲食・フード)が17.7ポイント増という結果に。「警備・交通誘導(セキュリティ・設備工事など)」を除く全業種で、調査を開始した19年以降で外国人を採用している割合が最も高くなった。
今後も外国人を採用していきたいと答えた人に、その理由を聞いたところ「人手不足の解消・改善につながるから」(52.6%)がトップ。次いで「まじめに働いてくれるイメージがあるから」(36.6%)、「日本人社員への刺激・社内活性化につながるから」(27.8%)だった。
前年と比べると、「これまでに採用した外国人が優秀だったから」(9.2ポイント増)が最も上げ幅が大きく、次いで「まじめに働いてくれるイメージがあるから」(3.8ポイント増)となった。
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