「それって人生ゲームみたいなやつ?」――。
最近SNSで話題になったフレーズですが、同僚や友人などをボードゲームやカードゲームといった(ビデオゲームやPCゲームなどのデジタルゲームと対極にあるといった意味で一般的に使われている)アナログゲームに誘うと、多くの人からこうした反応が返ってきます。
一方、日常的にボードゲームを楽しんでいる人からすると、「メディアで紹介される機会もだいぶ増えてきたし、もうみんな知っているよね」と思われているかもしれませんが、まだまだそういうわけではないようです。
矢野経済研究所が調査した2020年度玩具9品目別市場規模(日本国内出荷金額ベース)によると、テレビゲーム分野が3850億円に対し、アナログゲームなどを含むゲーム類分野は148億円と4%にも届きません。
という状況ですので、アナログゲームに触れていない人からすると、「それって人生ゲームみたいなやつ?」と思われるのは、ごくごく普通の反応といえるでしょう。
とはいえ、メディアが報じているように、アナログゲームの世界が盛り上がっているのも事実でして。これまでになかった工夫を盛り込んだ新製品は、年に1000点以上も登場していて、この傾向は今後も続くとみられています。
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