うらやましいと感じる理由は、「給料が高い」(61.8%)が最も多く、次いで「福利厚生が充実している」(40.1%)、「会社に安定性がある」(39.4%)、「休みがとりやすい」(24.8%)、「会社の知名度」(24.5%)の順となった。
年収別では、年収800万円未満の層では「給料が高い」が半数を超える回答率を得て1位となったのに対し、「年収800万円以上」では「残業が少ない」の回答率が高く、年収の多寡による羨望ポイントの相違もうかがえた。
自身の仕事・勤務先への満足度と、知人・友人が勤める企業への羨望度について調査したところ、自身の仕事・勤務先に満足していない人では、「うらやましい」「うらやましいと感じない」がほぼ半々だったのに対し、自身の仕事・勤務先に満足している人は、77.4%が「うらやましくない」と回答した。
また、自身の仕事・勤務先への満足度を世代別、年収別にみると、世代とともに満足度が上がり、60代では60%以上が「満足している」と回答した。年収別では、年収600万円以上の層で、満足しやすい傾向がみられた。
リスクモンスターは、「『隣の芝生が青く見える』要因としては、単に他者の環境が恵まれているように感じるだけでなく、自身の環境に満足できているか、という点も大きく関わっている」と指摘。「自社の社員の多くが他社をうらやましがることがないようにするためにも、経営者には、社員が『自社の芝生こそが青い』と思えるように、待遇の改善や働き方改革に取り組んでいくことが求められている」と結論付けている。
インターネットを使った調査で、20〜69歳の男女1000人を対象とした。調査期間は5月23〜24日。
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