消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
大東建託は、大分県の居住者4600人を対象に居住満足度調査を行った。1位は大分市、2位は日出町、3位は2年連続で別府市だった。トップ3の顔ぶれは3年連続で変動がなかった。
1位となった大分市は、県の行政機関が集まる県庁所在地で、大分駅周辺には多くの商業施設や公共施設、美術館などの文化施設が揃っている。自治体担当者は、「暮らしやすい都市の環境と海・山・川の自然の恵み、その両方をバランスよく兼ね備えており、就労先も豊富で、子育て・教育環境も充実。九州や県内各都市への交通アクセスもよく、様々なライフステージや生活スタイルのニーズに応えることができる、『ちょうどイイ』が見つかるまち」だと話す。市民からは、「駅や中心地に徒歩でアクセスしやすく、また商業施設なども充実している」「不足や退屈を感じることがない。また、生活できるものがそろっている割に、政令都市のようなゴミゴミした人もいなく非常に住みやすい」といった声が寄せられた。
2位は日出町がランクインした。県中部の別府湾に面した位置にあり、サンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」のある町としても知られている。大分県の中心部に位置しているため交通アクセスが良く、田舎過ぎず、都会のような喧噪もない、住みやすい町だ。
3位は別府市だった。県東部中央に位置する県内2番目の人口を誇る都市で、源泉数と温泉湧出量が日本一の温泉の街で知られている。町の沿岸部を走るJR日豊本線の各駅から大分市中心部まで30分圏内の距離で、大分市のベッドタウンとしての役割も担っている。
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