大分県の住み心地がいい街 2位は日出町、1位は?大東建託調べ(1/2 ページ)

» 2022年07月15日 14時17分 公開

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 大東建託は、大分県の居住者4600人を対象に居住満足度調査を行った。1位は大分市、2位は日出町、3位は2年連続で別府市だった。トップ3の顔ぶれは3年連続で変動がなかった。

大東建託は大分県の居住者を対象に居住満足度調査を行った(画像はイメージ)

 1位となった大分市は、県の行政機関が集まる県庁所在地で、大分駅周辺には多くの商業施設や公共施設、美術館などの文化施設が揃っている。自治体担当者は、「暮らしやすい都市の環境と海・山・川の自然の恵み、その両方をバランスよく兼ね備えており、就労先も豊富で、子育て・教育環境も充実。九州や県内各都市への交通アクセスもよく、様々なライフステージや生活スタイルのニーズに応えることができる、『ちょうどイイ』が見つかるまち」だと話す。市民からは、「駅や中心地に徒歩でアクセスしやすく、また商業施設なども充実している」「不足や退屈を感じることがない。また、生活できるものがそろっている割に、政令都市のようなゴミゴミした人もいなく非常に住みやすい」といった声が寄せられた。

1位の大分市は利便性の良さ、生活のしやすさが高評価を得た(出所:プレスリリース、以下同)

 2位は日出町がランクインした。県中部の別府湾に面した位置にあり、サンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」のある町としても知られている。大分県の中心部に位置しているため交通アクセスが良く、田舎過ぎず、都会のような喧噪もない、住みやすい町だ。

2位の速見郡日出町は、田舎過ぎずかといって都会のような喧噪もないちょうどいい街としての評価が高い

 3位は別府市だった。県東部中央に位置する県内2番目の人口を誇る都市で、源泉数と温泉湧出量が日本一の温泉の街で知られている。町の沿岸部を走るJR日豊本線の各駅から大分市中心部まで30分圏内の距離で、大分市のベッドタウンとしての役割も担っている。

3位の別府市は源泉数と温泉湧出量が日本一の温泉の街で知られている
いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022【大分県版】
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.