消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Webマーケティングを行うドミニオン(札幌市)は、22年7月に直近で格安SIMを利用していた・利用しているユーザーを対象に、「格安SIMの利用状況・満足度」に関するアンケート調査を行った。利用している格安SIMは何か聞いたところ、最も多かったのは「楽天モバイル」(26%)だった。
2位以降は「UQモバイル」(19%)、「ワイモバイル」(13%)、「ahamo」「mineo」「OCNモバイルONE」(いずれも5%)と続いた。
ドミニオンは、「楽天モバイルは無料分が廃止となったため、今後は2番手以降のUQモバイルやワイモバイルなどの利用率が増えてくる可能性がある」とコメントする。
その格安SIMを選んだ理由で最も多かったのは「月額料金のお得さ」で66%、次いで「キャンペーンがお得だったから」(20%)、「知り合いに勧められたから」(6%)だった。「月額料金のお得さ」が過半数を占めたが、選ばれた格安SIMには違いがあることから、ユーザーによってどの会社が得かどうかは異なることがうかがえる。
格安SIM利用前はどのキャリアを使っていたか聞いた。最も多かったのはau(28%)、次いで格安SIMから乗り換え(23%)、docomoとソフトバンク(いずれも20%)だった。大手3キャリアが多く、次いで格安SIMから別の格安SIMに乗り換えた人が多かった。
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