上位12都道府県で「やりたいこと・行きたい場所」を尋ねた。東日本版では1位、西日本版では2位となった「北海道」では、「グルメを楽しむ」という声が最も多かった。観光したい都市を上げる声も多く、札幌・美瑛・富良野・小樽などが人気だった。その他、旭山動物園や登山、離島やキャンプなど夏の北海道を楽しむアクティビティも人気が高かった。
西日本版では1位、東日本版では2位だった「沖縄県」では、「マリンアクティビティ」が最も多く、夏の沖縄でダイビングやシュノーケリング、SUP(スタンドアップパドルボード)など海で遊びたいと考える人が多かった。他に、海水浴や水族館、離島に行くといった声もあった。
東日本、西日本ともに3位となった「長野県」では、登山・トレッキングやキャンプのほか、乗馬やSUP、カヌーなど長野の大自然の中で楽しみたい遊びが多く挙げられ、夏の旅行先として人気があることが伺える結果となった。
一方、千葉県は「東京ディズニーリゾート」、和歌山県は「アドベンチャーワールド」、大阪府は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、三重県は「鈴鹿サーキット」など、シンボル的なレジャー施設を持つ都道府県も、東日本版と西日本版ともに上位にランクインした。夏休みを利用して、人気のテーマパークを訪れたいという人も多かった。
2020年から続くコロナ禍で、夏休みの旅行は行きにくい状況が続いていたが、外出制限などが緩和した今年の夏は、旅行に行こうと考えている人も増えている。JTBが行った6月の調査でも、今年の夏休みに旅行に行くと回答した人は36.1%と、前年から14.7ポイント増加したと発表。コロナ禍前の19年に実施した同調査では38.0%で、コロナ禍以前の水準に近づいていることが分かった。我慢を強いられている観光業も盛り返すことができる夏にすることはできるか。
今回の調査は、遊び予約サイト「アソビュー!」会員を対象に、インターネットで行った。期間は22年6月23〜28日、有効回答数は6518人(東日本版3756人、西日本版2676人)。
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