消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
通信カラオケDAMを展開する第一興商は、2022年4月放送開始の春アニメ作品を対象に、「アニメ主題歌のカラオケランキングTOP50」を発表した。その結果、1位は『SPY×FAMILY』のオープニングテーマ(以下、OPテーマ)「ミックスナッツ/Official髭男dism」だった。
通信カラオケDAMでは、4〜6月の間に多くのアニメ関連楽曲が歌われた。1〜4位には注目を集めた2作品『SPY×FAMILY』『パリピ孔明』の4楽曲が入り、人気を反映する結果となった。
2位は『SPY×FAMILY』のエンディングテーマ(以下、EDテーマ)、「喜劇/星野源」だった。アニメ化発表前から話題となっていた同作品は、漫画の累計発行部数が2100万部を超えている。10月には2クール目の放送も確定した。原作ファンのアーティストがOP・EDテーマを担当し、楽曲は作品をイメージして書き下ろされたという。
3位には『パリピ孔明』のOPテーマ、「チキチキバンバン/QUEENDOM」がランクイン。耳に残るフレーズと独特なダンスが印象的だ。同作品は、斬新な作品設定と関連楽曲に注目が集まり、SNSで大きな話題となった。また、漫画の累計発行部数は100万部を突破している。
4位は『パリピ孔明』のEDテーマ、「気分上々↑↑/EIKO starring 96猫、諸葛孔明(CV:置鮎龍太郎)、KABE太人(CV:千葉翔也)、久遠七海 starring Lezel)だった。06年に発売したmihimaru GTのヒット曲をカバーした「気分上々↑↑」は、YouTubeで400万回以上再生されアニメファン以外にもインパクトを与えている。
他には、人気急上昇中の4人組ロックバンド・マカロニえんぴつの「星が泳ぐ」やグローバルアイドルグループJO1の「Move The Soul」、ニコニコ動画などで活躍する歌い手めいちゃんの「ラナ」など、幅広い楽曲がランクインしている。
調査期間は、4月1日〜6月30日。バージョンが複数ある楽曲は、同一曲として集計した。
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