消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案、マーケティングに役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
リサーチやマーケティング支援を行うアーキテクト(東京都港区)は、「Z世代(10〜20代前半)に支持されている男性タレント&女性タレントランキングTOP10!」を発表した。その結果、男性タレント1位は千鳥、女性タレント1位は新垣結衣だった。
若い世代では、どんな俳優や女優、アイドル、お笑いタレントの注目度が高いのか。同じく10〜60代の男女全体の調査も実施したが、Z世代の調査とは、かなり違った順位になったという。Z世代でもTOP10入りしたタレントは、5人だけだった。
男性タレント1位となったお笑いコンビ千鳥は、「いろはに千鳥」(テレビ埼玉ほか)、「相方食堂」(ABCほか)、「テレビ千鳥」(テレ朝系)、「千鳥のクセがスゴいネタGP」(フジ系)などでMCを担当している。千鳥は、Z世代での支持が特に高くなっていて、前回は3位だったものの、今回は初の1位を獲得した。男女全体のランキングでは、15位だった。
2位になったのは、相葉雅紀。現在「相葉マナブ」(テレ朝系)などの番組でMCを務めている。1位の千鳥とは、わずか1ポイント差だった。Z世代の女性では1位を獲得し、男女全体では10位となった。
3位は、お笑いコンビ「千鳥」のノブが個人でランクイン。前回は1位を獲得し、男女全体では19位となった。コンビでの活動以外に、「ぐるぐるナインティナイン」(日テレ系)の「ゴチになります!」コーナー、「ノブナカなんなん?」(テレ朝系)でMCとして活躍し人気を集めている。相方の大悟は、13位だった。
4位は、サンドウィッチマンだった。男女全体とZ世代の男性では2位となり、Z世代の女性では15位に入った。昨年秋からニッポン放送で生放送のラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」が始まっている。
同率5位となったのは、サンドウィッチマンの伊達みきお。20代前半の回答では1位だったものの、男女全体では3位となっている。また、相方の富澤たけしは17位で、男女全体では6位だった。男性のみの回答では、5位と順位が高くなっている。
同じく同率5位は、投手と野手の二刀流でメジャーリーグベースボールで活躍するロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手だった。11月にアメリカン・リーグのMVPに選出され、話題を集めた。男女全体では、前回に続き1位を獲得している。Z世代の男性では1位だが、Z世代の女性では55位だったことが響き、この順位となった。一方、40代以上では1位となり、女性全体では3位だった。
以下、7位櫻井翔、8位米津玄師、9位松本潤、10位マツコ・デラックスとなった。お笑いタレントでは11〜20位に、有吉弘行、チョコレートプラネット、松本人志(ダウンタウン)、小峠英二(バイきんぐ)、浜田雅功(ダウンタウン)の5組が入り、Z世代のお笑いに対する関心の高さがうかがえる。
中でも有吉弘行(Z世代15位/男女全体28位)、チョコレートプラネット(16位/39位)、小峠英二(19位/36位)は、Z世代での支持が高かった。
そのほか、菅田将暉(Z世代14位/男女全体30位)、横浜流星(19位/85位)、北村匠海(24位/122位)、山賢人(26位/85位)、新田真剣佑(29位/150位)、岸優太(King&Prince)(31位/204位)らも、Z世代から注目を集めている。
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