東横INNが客室をレンタルスペースに 1時間1199円、最低4時間から：リモートワークや写真撮影に

[ITmedia]

　ホテルチェーン「東横INN」は、国内全店舗（318店）で最低4時間から客室をレンタルスペースとして貸し出す事業を開始した。予約は、レンタルスペース予約プラットフォーム「instabase（インスタベース）」から受け付ける。7月25日、インスタベースを運営するRebaseが発表した。

東横INNの活用イメージ（Rebaseのニュースリリースより）

　レンタルスペースとして提供する時間は午前6時〜午後8時。最低4時間からの利用で、料金は1時間1199円とした。定員人数はスペースにより異なるが、主に1〜2人での利用を想定している。リモートワーク、趣味の作業や勉強、友人との誕生日会や写真撮影、動画鑑賞などでの活用を見込む。

東横INNの活用イメージ（Rebaseのニュースリリースより）

　東横インは7月1日、「東横INN」ブランドの再構築を発表。「全国ネットワークの基地ホテル」をコンセプトとして、全国どこにでもあり、出発に備えて安心して活用できる「基地」のような場所を目指すとしている。

東横INNのリブランディング（東横インのニュースリリースより）

　新たなレンタルスペース事業により利用用途を拡大し、顧客層の拡大につなげられるか。