顧客満足度に関する調査およびコンサルティングの専門機関、J.D.パワージャパンが発表した2022年度の調査結果によると、ネット証券部門の1位にはSBI証券が返り咲いた。
SBI証券は、「手数料・金利」「口座情報」「商品・サービス」の3要素でトップとなった。2位は楽天証券、3位は松井証券だが、平均を上回ったのはSBI証券だけだ。
SBI証券と楽天証券、そして松井証券は、顧客満足度において近年接戦を続けてきた。J.D.パワーが公表している直近6年間の結果では、SBI証券と楽天証券が2回ずつ、松井証券が3回1位を獲得している。ここ数年、SBI証券は1位から離れていたが、18年以来のトップとなった。
またスマホ専業証券では、CONNECTが「口座情報」「顧客対応」の2要素で最高評価を取り、トップとなった。2位のLINE証券は「商品・サービス」で最高評価、3位のSBIネオモバイル証券は「手数料・金利」で最高評価だった。
この調査は個人投資家に対し、4月上旬にネット上で行われた。調査回答者数は1万1611人だった。
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