雪印メグミルクは7月26日、育児用粉ミルクや家庭用乳食品の一部を値上げすると発表した。また、チーズなどの一部製品は容量変更を実施する。9月1日特約店納品分から改定する。
値上げの対象商品は、育児用粉ミルク4品、家庭用マーガリン類13品など合計25品。育児用粉ミルクでは、「雪印メグミルク ぴゅあ(缶)」を2300円から2430円(5.7%増)に、「雪印メグミルク たっち(缶)」を1900円から2000円(5.3%増)に値上げする。家庭用マーガリンでは「ネオソフト」(160グラム)を190円から210円(10.5%増)に変更。値上げ率が最も高いのは「ケーキ用マーガリン」で、275円から315円(14.5%増)に値上げする。
容量変更を実施するのは、家庭用プロセスチーズ、家庭用ナチュラルチーズなど25品とする。「スライスチーズ(7枚入り) 」「とろけるスライス(7枚入り)」は126グラムから112グラム(11.1%減)に変更する。
同社は値上げ、内容量変更について「原油価格、コンテナ不足等による輸送運賃、包装資材・副原料、エネルギー、物流費、人件費等においても、コストアップによる影響が継続的に生じており、これらのコストアップは企業努力による吸収の範囲を超えるものである」と説明した。
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