運営会社である銀座仁志川(東京都中央区)の高橋仁志社長(高は「はしごだか」)は、出来栄えに胸を張る。
「8月ということで夏のイメージを出したいと考えました。夏といえば沖縄、沖縄といえば紅芋ということで今回の味を選びました。銀座に志かわの上品さと合う夏の和菓子のイメージに仕上がっています。紅芋を使ったパンは私の知る限りあまりないと思います。月初め食パンは予約数も上がってきていて、月初めに銀座に志かわに行くのが恒例行事というように、当店の顔となる商品になってきて手応え感じています」
「今回は3つの味の楽しみ方を提案したいと考えています。1つはそのまま食べて芋の甘さを味わう楽しみ方、2つ目はトーストして、焼き芋のように臭いを際立たせる楽しみ方、3つ目はバターを載せて塩味と甘みを味わう楽しみ方です。断面の渦巻きの美しさが当店の商品の特徴ですが、赤紫のきれいな渦巻きを楽しんでいただきたいと思います」(高橋社長)
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