消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
総合教育サービス事業を展開するやる気スイッチグループ(東京都中央区)は、「夏休みの宿題・自由研究」についての親子アンケートを実施した。夏休みの宿題の取り組み方を聞いたところ、35.3%が「できるだけ早く終わらせる」と答え最多となった。
次いで、「最初にスケジュールを立てて計画的に進める」(27.1%)、「計画は立てずに空いた時間で取り組む」(24.1%)と、堅実派が主流であった。一方で、普段の宿題を「すぐやる」人は46.2%で、普段の宿題を計画的にこなす(9.1%)ことは夏休みの宿題より少なかった。
普段の宿題、もしくは夏休みの宿題を誰かに手伝ってもらっているか尋ねた。自分で頑張る人は、普段の宿題では85.4%、夏休みの宿題では67.1%と、夏休みの宿題が2割ほど少なかった。夏休みの宿題を保護者に手伝ってもらう人は45.5%(普段は17.9%)と、増加傾向だった。
夏休みの自由研究について、38.8%は「必須の宿題として取り組んでいる、取り組む予定」と回答。必須・任意の宿題と合わせると、自由研究は全体の半数以上(52.7%)が取り組む・取り組んだことが分かった。
子どもの夏休みの自由研究のテーマの決め方について、保護者からは「何をやろうかどうやろうか考えるところが一番の目的だと思うので、本人に任せる」「子どもが今1番興味を持っていることを自由研究のテーマとして提案し、一緒に取り組む」(共に小学校低学年)というコメントもあり、夏休みの自由研究を通して子どもの考える力や自主性、課題解決力を養ってもらいたいと感じていることがうかがえた。
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