DAZN、サッカー仏リーグアン独占配信へ 南野・伊東など日本人4選手プレーユーザー流出に歯止め(2/2 ページ)

» 2022年07月31日 07時26分 公開
[ITmedia]
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南野・伊東が仏移籍 川島やオナイウもプレー

 日本人では南野・伊東両選手に加え、川島永嗣選手(ストラスブール)、オナイウ阿道選手(トゥールーズ)もプレーする。8月6日の開幕戦ではモナコとストラスブールの日本人所属クラブ同士の対戦が決まっている。

 DAZNはこれまで保有していたEPLの独占放映権を喪失。新たに韓国ECLAT MEDIA GROUPが手掛ける動画配信サービス「SPOTV NOW」が今後3シーズン、日韓両国で独占配信すること決定している。

 7月にはサイバーエージェントに放映権の一部を「サブライセンス」として売却し、「ABEMA」でも冨安健洋選手(アーセナル)の出場試合など114試合の配信が決まった。

 DAZNは今後もSPOTV NOW側との協議を続ける方針を示しているものの、新シーズン開幕が約1週間後に迫っており、DAZNでのEPL配信は絶望的となっている。

 DAZNが1月に発表した「ライブコンテンツ視聴ランキング2021」では、視聴者数トップ10のうち、3コンテンツがEPLの試合となっており、DAZNにとってEPLは目玉コンテンツの一つ。放映権喪失に伴う解約数増加が懸念されていたが、日本代表の主力選手がプレーするリーグの独占放映権を新たに取得することで、ユーザー流出に歯止めをかけたい形だ。

photo DAZNでの配信が決まっている欧州サッカーコンテンツ一覧(7月末時点)
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