消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
イノベーションシステム(大阪市)が運営する「ひまわり教育研究センター」が、現役東大生220人を対象に「一番尊敬する人」「一番影響を受けた人」についてのアンケートを実施した。一番尊敬する人は、34.1%が「親」と回答し最多だった。
次いで、「友達」「歴史上の人物」(いずれも11.4%)、「先輩」(10.9%)と続いた。「尊敬する人はいない」という回答は7.3%だった。
男女別でも、共に「親」(男性:35.9%、女性:32.7%)が最も多かった。女性よりも男性が多かった回答は、「兄弟・姉妹」「先輩」。女性の方が多かった回答は「学校や習い事の先生」「経営者として活躍している(いた)人」だった。
「今の自分になるのに一番影響を受けたと思う人は」との問いでも、最多の回答は「親」(31.8%)だった。次いで、「学校や習い事の先生」「友達」(いずれも11.4%)となった。
いずれの調査でも、「親」や「兄弟・姉妹」「友達」「先輩」など、身近な存在が上位を占める結果に。ひまわり教育研究センターの上田尚子所長は「YouTubeやSNS、メディアなどを通して、多種多様な活躍をする人物の考えや人となりに触れることができる現在においても、直接触れ合える身近な存在がロールモデルであり、一番影響を与えている」と指摘する。
調査は2月17〜19日にインターネット上で実施した。
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