『クレヨンしんちゃん』に登場するキャラクターの出身地である埼玉・秋田・熊本の3県がこのほど、姉妹都市ならぬ「家族都市」協定を締結した。埼玉県によると、家族都市協定の締結は世界初だという。クレヨンしんちゃんのアニメ放送30周年を記念した取り組みの一環で、観光振興や地域活性化に向け、相互に協力して取り組む。
連携事業では物産展やミニ旅行博などのイベント開催時に相互PRの実施や、企業と連携して、コラボ商品の開発などに取り組む。日本航空(JAL)、全日本空輸(全日空、ANA)、東日本旅客鉄道(JR東日本)がそれぞれ広報活動で3県のPRを支援するという。
7月20日行われた協定の締結式には、3県の知事に加え、原作漫画の出版元である双葉社の戸塚源久社長、野原家の4人(ひろし・みさえ・しんのすけ・ひまわり)も出席した。
クレヨンしんちゃんは、5歳の幼稚園児しんのすけと、家族や周囲の大人を巻き込んだ日常を描く作品。日本リサーチセンターが21年2月に発表した「全国キャラクター調査」では、『ゲゲゲの鬼太郎』と並び95%の認知度(最多は98%の『ドラえもん』)があることが分かった。1992年にアニメ放送を開始し、今年で30周年を迎えた。
埼玉県春日部市は原作者の臼井儀人さんの出身地として知られ、作品の舞台にもなっている。秋田県はひろし、熊本県はみさえの出身地という設定だ。埼玉県は「3県が力を合わせ、それぞれの地域にとどまらず、全国、世界から観光客を迎え、日本全体を元気にしていく」としている。
ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」
タイガーとサーモスの「炭酸対応ボトル」、猛暑で販売好調 節電ニーズも追い風に
“ナメクジ事件”で話題の「大阪王将」への保健所検査、抜き打ちじゃなかった 理由は?
餃子の王将「大阪王将の運営元とは別会社」 “ナメクジ事件”でレビュー荒らしの被害に
日よけ設置に補助金──「日本一暑い街」埼玉県熊谷市の暑さ対策事業がユニーク
ダイキンが推奨するエアコンの風向きは? 節電のコツは「温度ムラの抑制」
連日の猛暑、売れ筋の暑さ対策グッズは? ロフトに聞いた
テレビ朝日、家庭の電力使用量グラフから「テレビ」削除で物議 「丁寧さに欠けていた」
野村総研、「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果」レポートに注意喚起 「11年前とは家電の性能が異なる」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング