そう考えると、総括とは人事施策の根本思想を作ることであり、人事担当役員や人事責任者が当たるべき重要な仕事と言えます。また、昔からの経緯経過をリアルに振り返るのは、自社で長いキャリアを持っている責任者だからこそできることでもあります。
働き方の多様化や日本的雇用慣習の見直しが進む中、新しい考え方を学び、取り入れていく必要がありますが、それが流行に左右されただけに終わるのか、効果的な人事施策につながっていくのかは、人事部長の総括する力にかかっています。(川口 雅裕)
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
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「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのかCopyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.
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