気にはしているものの…… 「適正糖質」な食生活へのイメージ、1位は?江崎グリコ調べ

» 2022年08月14日 12時00分 公開
[ITmedia]

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 江崎グリコは、「食生活と糖質に関する意識調査」を実施した。「糖質」の過剰摂取が気になる人は66.8%で、「カロリー」(68.6%)や「脂質」(66.8%)とほぼ同水準だった。「適正糖質」を実践した食生活へのイメージを尋ねたところ、「我慢が伴いそう」(43.3%)が最多となった。

糖質 適正糖質な食生活へのイメージ1位は「我慢」(画像はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

 その他、「糖質の量を記録・計算するのが面倒くさそう」「続けにくそう」(各38.8%)が上位を占めた。

糖質 「適正糖質」を実践した食生活へのイメージ(江崎グリコ調べ)

 「低糖質食品」に対するイメージは、「通常の食品よりも価格が高い」(44.8%)、「通常の食品よりもおいしくない」(43.5%)が上位を占めた。低糖質食品は、価格や味が通常の商品に劣るというイメージが、購入機会の減少につながっていることがうかがえる。

糖質 「低糖質食品」に対するイメージ(江崎グリコ調べ)

 「適正糖質」を実践にする際、どのような食品があると生活に取り入れやすいか聞いたところ、「ごはん(おにぎり、米、リゾットなど)」(49.5%)、「パン」(45.3%)、「めん(パスタ、中華麺、うどんなど)」(41.3%)の主食系がいずれも4割を超えた。

糖質 「適正糖質」を実践するときあると助かる食品(江崎グリコ調べ)

 以下、「菓子(チョコレート、ビスケット、スナックなど)」(33.5%)、「チルドデザート(プリン、ヨーグルト、ケーキなど)」(23.5%)、「アイス」(23.5%)などの間食やデザート系が続く。

 また、適正糖質の基準値に沿った食品選びで重視するポイントとして、81.6%が「味がおいしいこと」と答えた。

糖質 適正糖質の基準値に沿った食品選びで重視するポイント(江崎グリコ調べ)

 調査はインターネットで、20〜60代の男女400人を対象に実施した。調査期間は6月18〜19日。

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