全国の「住みここち」ランキング 2位は「東京都中央区」、1位は？（2/2 ページ）

[ITmedia]

住みたい街（自治体）ランキング

　「住みたい街（自治体）ランキング」1位は「福岡市」だった。2位に「那覇市」、3位に「横浜市」が続いている。

　1位の「福岡市」は天神や中州などの繁華街が多数あり、飲食店も多く商業施設が充実している。また、空港から都心部へは5分とアクセスも良く、都市機能と海や森などの自然が調和した街だ。

　住民からは「バス停が多く、駅が近く、都市高速道路の出入口が多数あり、交通の便が非常に良い。整備された大きな公園が複数あり、山も海も自転車圏内にあり、おいしい飲食店が多い。総じて、他のところに移り住みたいと全く思わないほど満足」といった声があった。

「住みたい街（自治体）ランキング」TOP20

　2位の「那覇市」は沖縄本島南部に位置しており、都会的な町並みと首里城跡など歴史的な建造物が融合している観光都市だ。国際空港である那覇空港や那覇港は整備され、本土や県内の主要地を結ぶ交通の要所となっている。

　3位となった「横浜市」は、日本有数の湾岸商工業都市だ。横浜駅周辺には企業が集まり、商業施設も数多くある。また、横浜中華街や山下公園などの観光名所も多く、近代的な施設と歴史的建造物が共存している。

　「住みたい街（自治体）ランキング」TOP50を見ると、新たにランクインした街がある。38位の「奈良市」と40位の「東京都台東区」（昨年同率タイ53位）、44位の「静岡県浜松市」（昨年56位）、45位の「神奈川県藤沢市」（昨年60位）、47位の「大分市」（昨年58位）、50位の「東京都豊島区」（昨年55位）だった。

　「住みたい街（自治体）ランキング」のTOP50

　調査は、全国に居住する成人男女64万6245人（2019年調査9万6409人、20年調査17万8778人、21年調査18万4632人、22年調査18万6426人の合計）を対象に実施した。